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東証5日ぶり反落、60円安 上海、香港株の下落を懸念

 週明け11日の東京株式市場は、上海、香港市場の下落を受けて利益確定売りの流れが強まり、日経平均株価(225種)は5営業日ぶりに反落した。終値は前週末比60円03銭安の2万3331円84銭。香港の抗議デモで警察が発砲し、負傷者が出たことで警戒感が広がった。

 東証株価指数(TOPIX)は1・26ポイント高の1704・03で今年の終値ベースの高値を更新した。出来高は約12億4100万株だった。

 朝方は前週末の米株高の流れを引き継いで上昇して始まった。その後、上海、香港株の下落で市場心理が悪化すると、平均株価も値下がりに転じた。

 一方、好業績の銘柄には個別に買いも入り、相場は底堅く推移した。

 米中貿易協議の動向を見極めたいとの様子見姿勢も根強く、米国が発動済みの制裁関税の段階的撤廃を巡る状況や、12月に予定する追加制裁の見送りに関する思惑も目立った。