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【トップ直撃】カツ丼チェーン「かつや」の新たな一手は“天丼” 「学生さんは『ドーン』と量を、女性は少量で多品目を」 アークランドサービスホールディングス・臼井健一郎社長 (1/4ページ)

 カツ丼チェーン「かつや」を全国で400店以上展開し、海外にも進出しているアークランドサービスホールディングス。揚げ物系ファストフードの草分け的な存在として知られる同社の新たな一手が天丼だ。臼井健一郎社長(46)は、自ら目で見て、足で稼いだアイデアを元に、顧客の心理と胃袋をつかむ。(海野慎介)

 ■持ち帰り専用窓口も

 --カツ丼の「かつや」やから揚げの「からやま」「からあげ縁(ゆかり)」など、揚げ物系のチェーンでは先駆的存在です

 「従来、とんかつ専門店は、1000~2000円の店がメインでしたが、ターゲットをサラリーマンに置き換え、ワンコインでおなかいっぱいになるカツ丼を作るのがスタートでした」

 --顧客のニーズに合わせた工夫も

 「他のファストフードよりも100~200円高くいただいている分、机の幅を1人あたり5センチ程度広くして、居住空間を確保しています。また、『かつや』は男性客がメインですが、3割を占めるお持ち帰りの半分以上は女性です。男性がたくさんいる場所で待ちづらいという女性のために、お持ち帰り専門の窓口も作りました」

 ■自分がターゲット!?

 --ターゲットとする顧客層は

 「『かつや』は、46歳の男性サラリーマン、団塊ジュニアの頂点がターゲットですが、実は僕なんです。僕が食べたい物を食べたい価格で、食べたい量を提供しています。『からやま』は35歳ぐらいで、女性や家族連れも多いですね。そして、いまのターゲットが10年後、20年後にもカツ丼を食べていただけるか分からないので、新しいブランドができればと思っています」

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