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【株式フジ】市場の懸念材料は「中国事案」だけ! 「上昇相場の中の安値買い」好機…電線首位の「住友電気工業」、海運大手の「川崎汽船」などがチャンス (2/2ページ)

 もちろん株式市場では先行き懸念が強まる格好となり、多くの銘柄が目先の安値を形成しているのです。投資家は「この安値は買えるのか?」とためらいます。

 ここまで米政府は貿易や安全保障で不利となっている部分に対し即座に関税を課す姿勢を示し、相手国に圧力をかけ続けています。しかし、株式市場で懸念されたのは「中国事案」だけであり、これもここまで交渉が完全に決裂したケースはありません。常に決裂懸念が喧伝(けんでん)されながらここまで継続しているのです。

 株価においては短期間下落したとしても、その後、元の株価を取り戻し、さらに高値に向かっているのです。今回、米政府の姿勢が大きく変化したわけではなく、時間の経過とともに、株式市場では織り込まれることになるでしょう。

 バリュー株には押し目を形成している銘柄が多くなっています。電線首位企業「住友電気工業(5802)」、海運大手3社の一角「川崎汽船(9107)」などにチャンスが出てきました。

 逆に影響が限定的な内需株にも資金が回り始めています。回転ずし最大手の「スシローグローバルホールディングス(3563)」が再上昇気配です。(株式ジャーナリスト・天海源一郎)

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