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【バフェットの次を行く投資術】投資はギャンブルと同じではない、ギャンブルが投資と同じなのだ (1/2ページ)

 もちろん、筆者も「他人に厳しく自分に甘い」人間の本能を持ち合わせているが、それに負けないように頑張っているつもりではある。

 「他人に甘く、自分に厳しい」人間になるのは並大抵ではないが、「自分にも他人にも厳しい(優しい)」人間には何とかなることができるかもしれない。

 投資の世界は、いわゆるギャンブルと同一視されることが多い。確かに、バフェットは若いころ競馬に夢中になり、自ら競馬予想紙の発行までした。ギャンブルの中でも競馬は、騎手や馬、馬場などの状況に関する情報を的確に入手し、合理的な判断を行えば成功できると信じていたからである。

 ただし、そのことは、「投資がギャンブルと同じ」だということを意味するのではなく、「ギャンブルが投資と同じ」ということなのだ。

 例えば、ある家具職人がルーレット賭博に夢中になり、なんとか必勝法はないものかと考えた末、某ホテルの6台のルーレット台の出目を何日間にもわたって記録し、ある1台がごくわずか傾斜して、出目に偏りがあることが分かった。そして、その特定の数字に集中的に賭けることによって荒稼ぎした。もっとも、ホテルのカジノがそれに気づいて台を入れ替えてしまったが。

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