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【定年後・自走人生のススメ】仕事上・生活上にかかわらず…中高年専門の「総合的な相談窓口」を求む! (2/2ページ)

 そこには、「70歳定年」という「収入を伴う就業期間の延長」に対して、手放しでは喜べない40代以降の現役会社員の複雑な気持ちが見え隠れしている。

 例えば、65歳以降の働き方は、約7割が「現在と同じ会社で働く」ことが理想だという。だが、「満足しているから今のまま」ではなく、「変えたくないから今のまま」という「安定志向派」が多数である。

 高齢社会白書(令和元年版)によると「現在仕事をしている60歳以上の者の約4割が、働けるうちはいつまでも働きたいと回答」しており、「経済的な暮らし向きについて『心配ない』と感じている人の割合は全体で64・6%となっている」という。

 ここに描かれている60歳以上の“現役たち”の「たくましさ」が、定年後研究所の調査では感じられなかったことが気がかりである。

 ■得丸英司(とくまる・えいじ) 「一般社団法人定年後研究所」所長。(株)星和ビジネスリンク取締役専務執行役員。1957年生まれ。日本生命保険で25年にわたり、法人・個人分野のFPコンサルティング部門に従事。日本FP協会常務理事、慶應義塾大学大学院講師などを歴任。日本FP協会特別顧問。

 【定年後・研究所】

 日本で初めての「50代以上会社員」に特化した、定年後ライフの準備支援機関。定年後の「自走人生」を目指すシニアを応援。ポータルサイト『定年3・0』(https://www.teinengo-lab.or.jp)を通じ、コミュニケーションスタイル診断アプリ「コミスタ」を無料提供中。

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