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【榊淳司 マンション業界の秘密】マンション選びで一番失敗しやすいのは… 「今ある物件」だけが全てではない、焦らず待つべし! (1/2ページ)

 新築にしても中古にしてもマンション選びで一番失敗しやすいのは、「今ある選択肢の中から購入物件を決める」というパターンである。

 そこにいい物件があれば別だが、そういうケースは少ない。たいてい、他の人が買わなかった物件が選択肢として並んでいる。

 そんな中から選んでも「上手に買えましたね」とはならない場合が多い。

 私はマンション購入や売却の相談をうけたまわるが、何物件か候補をあげられて「この中ではどれがいいでしょう?」という聞き方をされることがある。

 もちろん、順番は付けられる。評価基準は資産価値だ。資産価値とはつまり、売る時にそれなりの値段でスムーズに売れるかどうか。あるいは賃貸に回した場合、借り手が見つかりやすいか。

 相談者にはそれぞれの事情がある。どういう暮らし方をして、何年先には売却するようなことだ。それが不明ならそれなりのアドバイスをする。しかし、個別の家庭の込み入った事情までは分からないから、突っ込んだことは聞かないし、言わない。

 最近の相談者で目立つ共通特性は「急いでいない」ということだ。

 購入する場合も、売却するにしても「××まで」という条件に縛られている人があまりいない。であるならば、逆によりよい条件が巡ってくるまで、じっくり構えればいいのである。

 買いたいのなら、本当にいいと思える物件が目の前に現れるまで、売りたいのなら、希望価格で買ってくれる買い手が現れるまで待つ。

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