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「ケンタ」「ワークマン」に続け! 2020年の急成長企業 (1/2ページ)

 ■限定した食品提供と従業員ファースト 佰食屋/中高年層も着やすく安価 GU

 2019年に業績絶好調だったのが、外食では「ケンタッキーフライドチキン」、アパレルでは作業着大手の「ワークマン」だ。それでは20年に急成長が期待できるのはどこだろうか。専門家に聞くと、意外な名前が出てきた。

 ケンタッキーフライドチキンは、これまでの高級路線やクリスマス頼みから抜けだし、格安のモーニングや「500円ランチ」を導入するなど普段使いの店として定着。業績もV字回復し、日本KFCホールディングスの株価も約27年10カ月ぶりの高値を付けた。

 競争が激しい外食業界で、経済アナリストの森永卓郎氏が“次のケンタ”としてイチオシするのは大規模チェーン店ではなく、京都市内でステーキ丼専門店など4店舗を運営する「佰食屋(ひゃくしょくや)」だった。

 「特徴は1日100食に限定した食品提供と、従業員のワーク・ライフ・バランスだ。毎日決まった数しか食品を提供せず、営業時間も昼食時のみ。食材のロスも少なく、従業員も労働時間を調整しやすいことから“日本一のホワイト企業”ともいわれる」と森永氏は太鼓判を押す。

 創業者で運営会社minitts(ミニッツ)代表取締役の中村朱美さん(35)は「従業員が求める働き方は、年齢や家庭環境などによって流動する。その時々によって働き方を選べる仕組みこそが『働き方改革』ではないか。2020年は『佰食屋』の看板を共有する店舗を増やし、全国的に従業員が働き方が選べる労働環境の輪を広げていきたい」と意気込みを語る。

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