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【セカンドキャリアの達人に聞く】責任感やホスピタリティマインド、語学力、危機管理能力など…容易には身につかない「CAスキル」生かす転職支援 (1/2ページ)

★(2)ビジヨンテツク代表取締役、日本CA協会会長・真山美雪さん

 現役CA(客室乗務員)やCA経験者の交流、CAのセカンドキャリア支援などを行う日本CA協会の会長で、企業研修などを手がけるビジヨンテツク(東京・目黒区)の代表取締役もつとめる真山美雪さん。

 企業や官公庁などの講師として研修や人材開発に携わる真山さん自身もCA経験者だ。

 もともとCAに憧れていたわけではなかったという真山さん。子供の頃の夢はピアニストだった。3歳からピアノを始め、レッスンに励んだ。しかし、6歳下の妹がピアノを始めると、めきめきと上達し、その才能を開花させていくのを間近で感じた。

 「私にはクラシックは無理かもしれないと思いました」と振り返る真山さん。進路に迷っていたとき、米国在住で女優の叔母の助言もあり、映画音楽やポピュラー音楽を学ぼうと、高校卒業後は米国に留学した。叔母の夫は、映画プロデューサーで大物スターのマネジメントも手がける米国人男性だった。

 ところが、母ががんになり、病状が思わしくなかったため、真山さんは19歳で急きょ帰国することになった。

 「それまでは、CAの仕事を軽く見ていて、あまり興味が無かった」というが、闘病中の母に薦められた国際線CAが執筆したエッセイ本を読み、仕事に興味を持った。CAが保安要員として責任ある仕事であることや、世界中の人たちと交流できる素晴らしい仕事だと知ったことが大きい。母が亡くなってから約半年後、国際線CAとして採用が決まった。1978年に日本航空入社。22歳で結婚。産休を経て83年に退職した。

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