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【バフェットの次を行く投資術】「キッコーマン」が投資家に「求愛」される3つの理由 (2/2ページ)

 3つめは「クールジャパン」は、一時のブームではなく、「洗練された日本文化が世界の人々のあこがれ」の的となり、日本の(食)文化に関わるビジネスには長期的に追い風が吹くということだ。もちろん、産業全体の成長と個々の企業の盛衰は別物と考えたほうが良いが、キッコーマンは日本企業の中でもかなり早い時期に米国に進出し、苦労したうえで市場を開拓した。そのおかげで、国外の販売ルートをがっちりと押さえておりブランドイメージも高い。

 「文化」というものは、長い年月をかけて熟成されるものであるだけに、他社が追いつくことは簡単ではない。コカ・コーラ(という米国を代表する文化)にペプシをはじめとする他社がなかなか追いつけないのと同じである。これほど頼もしい「結婚相手」は、それほどたくさんいないだろう。(人間経済科学研究所、国際投資アナリスト・大原浩)=敬称略

 【2020年1月9日発行紙面から】

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