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【バフェットの次を行く投資術】企業の価値を左右する「利益」に関する2つの注意点 (1/2ページ)

 投資家が企業の利益の動向を注視するのは当然である。投資対象の企業の価値はおおむね「生み出す利益」の金額に左右されるからである。何年も赤字を垂れ流していて、将来も改善する見込みがない企業は、いくら不動産や設備を保有していても、ほとんど価値がなく、投資の対象にもならない。

 しかし、この「利益」に関して、2つのことに注意する必要がある。(1)決算で発表される利益は、基本的に直近のもので、良くても来期予想程度にしか過ぎない(2)決算で発表される金額は、あくまで「数字」にしかすぎず、いくらでも「合法的に」「調整」が可能-というものだ。

 (1)については、簡単に言えば、企業の決算で発表されるのはあくまで「過去の結果」であり、未来の見通しである「来期予想」は、しばしば修正されるということである。要するに、いま利益を上げているからと言って、将来も利益を上げ続けるとは限らないということだ。

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