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【天野秀夫 中小型厳選株】減益見込みでも増額期待「クエスト」 主要取引先に「キオクシア」の半導体関連 (1/2ページ)

 今年に入り史上最高値を更新する米国の主要3指数(NYダウ、ナスダック指数、S&P500指数)と為替の円安傾向に支えられる形で、日経平均は昨年来高値を更新してきました。

 第1段階合意署名後の米中貿易交渉、東京五輪後の国内景気、中東・香港情勢、1月末に迫ったブレグジット(英国の欧州連合離脱)と懸念材料は残っていますが、企業業績の回復期待が先行する形で株価の先高観が増しています。

 足元では、23日の日本電産を皮切りに3月期決算企業の第3四半期業績の発表が本格化し、市場の関心はこの決算発表に傾斜しています。特にこの時期の物色の特徴としては、復配銘柄のほか、来期2021年3月期業績の動向に視点がシフトして、今3月期が減益でも来期増益に転ずる期待がある銘柄の株価が上昇する時期となります。

 米中貿易摩擦の緩和がプラスに働く「半導体関連」は、その典型です。実は、中小型および新興市場の半導体関連銘柄は、マザーズでは上場数が限られ、東証2部とジャスダックに多く上場しています。そうしたなかでも、ジャスダック上場の「クエスト」(2332)が今後、株価水準を切り上げてくる有力候補です。

 クエストは、IT(情報通信)コンサルタント、アプリケーションソリューション、ITインフラ構築などを展開するシステム開発企業で、半導体、製造、通信分野に強いことが特徴。生産現場に駐在して、半導体メーカーの生産システム保守・運用を抱えています。

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