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東証続伸、1週間ぶり高値 米中株価持ち直しが波及

 5日の東京株式市場は、米国や中国の株価の持ち直し傾向が波及し、買い注文が優勢になって日経平均株価(225種)は続伸した。終値は前日比234円97銭高の2万3319円56銭で、1週間ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を警戒し、上げ幅を縮める場面もあった。

 東証株価指数(TOPIX)は17・59ポイント高の1701・83。出来高は約13億2900万株。

 中国人民銀行(中央銀行)が金融市場安定化策を打ち出しており、当面の経済混乱の回避に向けた姿勢が評価された。円安ドル高基調の円相場も追い風に、平均株価は一時330円超上昇した。

 4日のニューヨーク市場は大幅高の展開で、5日の上海市場も総じて買い優勢で推移した。東京市場では「新型肺炎は事態が深刻化するリスクが十分にある」(大手証券)との声も聞かれたが、割安感の残る銘柄にひとまず買いが入った。

 米大統領選の民主党のアイオワ州党員集会は集計がなかなか進まず、5日の東京市場への影響は限られた。