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【バフェットの次を行く投資術】氷山の一角から「全体像」を構成 最も難しいのは「一時的か根源的なものか見分ける」こと (1/2ページ)

 ゴキブリそのものに罪があるわけではないが、あの黒い塊が目の前を通り過ぎると、激しい嫌悪感を感じる人も多いだろう。

 企業が働く悪事をゴキブリに例えると、ゴキブリに申しわけないが(彼らはただ懸命に生きているだけである…)、台所の片隅で、1匹のゴキブリを見かけたときに、その1匹だけに殺虫剤をかければよいと考える人は少ないだろう。流し台の裏あたりで、エイリアンの巣のように、メスが大量に卵を産み付け、孵化(ふか)している姿を想像する人々も少なくないと思う。

 また、「氷山の一角」のように頻繁に使われる言葉もある。いずれにせよ、われわれが見ることができるのは全体の一部にしか過ぎないから、想像力を働かせて全体をイメージすることが、極めて重要ということだ。

 全体像がすべて目の前に見えるのは「終わった後」である。

 この、氷山の一角から全体像を構成するのは大変困難な作業だが、これができないと、投資の成功はおぼつかない。

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