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【定年後・自走人生のススメ】将来の“明暗”を左右する「今の仕事」 「定年後のイメージ」調査 (1/2ページ)

 「今の仕事全体に満足している現役会社員は、自身の定年後に明るいイメージを抱いている」

 これは、定年後研究所とニッセイ基礎研究所が共同で行った「定年後の未来生活に関する総合調査」で明らかになった結果で、前回のコラムで紹介した。

 もちろん、満足している「今の仕事」が、定年まで持続できるという確証はないが、少なくとも過去や現在の努力が実を結び、今の自分があることが要因になって、「明るい将来展望」が描けているのだろう。

 今回の調査で、「仕事の満足」に関係する項目と、将来の「定年後のイメージ」の関連について探ってみたところ、いくつかの特徴が明らかになった。

 (1)定年制度の有無や定年年齢

 現在勤務している会社に定年制度がない場合で、定年後のイメージが「明るい」と感じる割合は24・4%。定年制度がある場合で、定年年齢の違いによってみても、60歳定年が26・8%、65歳定年が24・7%、70歳定年が29・1%と、あまり差はない。しかも、全体計の数値(23・8%)と比較しても同様である。

 (2)働き方の自由度

 「働き方の自由度はどれくらいあるか?」という問いかけに対して、「かなり自由度は高い」と思っている人が、「明るい」とイメージする割合は34・4%である。「かなり低い」と思っている人の17・7%と比べると2倍ほどの開きがあり、全体計の数値を10ポイント以上上回っている。また、この項目については、「暗」へと誘導する要因度合も大きく、「自由度がかなり低い」と思っている人が、「暗い」とイメージする割合は50・7%と、こちらも全体計の数値(39・4%)とは10ポイント以上の差がある。

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