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【今日から始める10万円株】新型肺炎の感染拡大でテレワーク関連に脚光 「ブイキューブ」「ランサーズ」など

 日本国内でも新型肺炎の感染が広がりを見せていることで、株式市場では今後の経済への悪影響を叫ぶ声が大きくなってきた。中国向け輸出入の鈍化はもちろん、観光業や小売業、インバウンド需要への余波が懸念されている。

 16日に開かれた感染症対策本部では、現状を「国内発生の早期」と位置付けた。つまり、これから感染拡大の本番を迎えることになる。今後は企業側にも感染拡大のリスクを抑える行動が求められるだろう。

 すでに、NTTやGMOグループなど、在宅勤務や時差通勤を推奨するなど対応策を打ち出す企業が相次いでいる。

 また、株式市場では、「テレワーク」が注目テーマの一つとして浮上中だ。テレワークとは、いわゆる在宅勤務、あるいはモバイル機器を活用してオフィスとは離れた場所で働くこと。言葉自体はかなり昔から使われていて目新しくはないが、いま再び日の目を浴びようとしているのである。

 そこで、今回は「テレワーク関連株」に注目。すでに値を上げている関連株が少なくないが、10万円以下で買える株であれば勝負しやすいはずだ。

 まずは、Web会議やWebセミナーなどテレワーク向けのサービスを展開する「ブイキューブ」(3681)。今月12日に発表した2019年12月期の決算内容が悪かったため株価が急落していたが、17日には急反発しており、飛び乗るなら今のうちだろう。5万円台で購入可能(17日終値現在、以下同じ)。

 システム開発中堅の「ジャパンシステム」(9758)。政府が主導する「働き方改革」では、地方自治体へのテレワーク推進を掲げており、自治体向けにパイプを持つ同社の出番が増えそうだ。まだテレワーク関連としての手あかがついていないのがミソ。4万円強で買える。

 テレワーク専門のマッチングサイトを手掛ける「ランサーズ」(4484)。昨年12月に新規上場したばかりの企業。年初の高値を超えてくれば、もう一段の上昇が期待できる。最低購入単価は10万円以内ギリギリだ。

 テレワーク関連の本命は、やはりサイバーセキュリティー関連企業だろう。しかし、10万円以下で買える銘柄が少ないうえに、専門性が高いのが難点だ。(吉田礼音)

 【2020年2月19日発行紙面から】

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