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【AI時代の発想術】コロナウイルスとAIの「類似点」と「対応策」 (2/2ページ)

 ここで興味深いのは、新型コロナウイルス拡散地域とスマホ利用者のエリアが一致していることだ。たとえば、スマホにコロナウイルスを感知できる機能を付けられないものか。

 とっぴな考えだが、世界中の人のスマホにコロナウイルス感染センサーを内蔵できれば、感染状況をリアルタイムに把握することは理論的には可能だ。現在のスマホでも次のことができる。

 ▽スマホを腕の動脈に押し当てれば、振動センサーで脈拍が測れる

 ▽カメラに温度センサーを付ければ自分の顔を撮影することで体温が測定できる

 ▽スマホのマイクから咳の回数や頻度を測定できる

 ▽スマホのID(固有の番号)から、誰の所有物かわかる

 ▽GPS機能で感染後の移動経路がわかる

 こうしたさまざまな情報をスマホの送信機能を使ってサーバーに集め、そこにウイルス感染を監視するAIを設置しておけば世界中のウイルスの拡散状況と変異状況も即時にわかる。

 感染した場合、本人に通告するのはもちろんだが、他人といつどこで接触したかの経路の割り出しができるため、接触した人に感染警告を送ることもできる。

 コロナウイルスは今後、想像もつかない拡散と変異を繰り返していく可能性もある。さらに、第2、第3の新型ウイルスが発生すれば、それらを一つ一つ分析してワクチンを作るのが間に合わない恐れもある。今のうちに世界がタッグを組んで、AIとスマホを組み合わせた新型ウイルス対抗策を構築することが必要だと思う。(プランナー・久保田達也)

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