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【トップ直撃】中小企業を強くする“経理”革命! 交通費や経費をウェブ上で一元管理する「楽楽精算」 ラクス・中村崇則社長 (1/3ページ)

 不備だらけの交通費精算や領収書の張り忘れ…。膨大な作業に追われる経理部社員を俳優の滝藤賢一とタレントの横澤夏子が演じるCMでもおなじみだ。交通費や経費を楽に一元管理するサービス「楽楽精算」は、クラウド経費精算システムの導入社数国内トップを誇る。「ITで中小企業を強くする」をミッションに掲げ、日本を代表する企業を目指す。(中田達也)

 ■低コストで手間を4分の1に省力化

 --「楽楽精算」はどのようなサービスですか

 「経費精算をウェブ上で一元管理して楽にするサービスです。領収書を自動で読み取ってデータ化するので入力の手間を省くことができます。交通費の精算は交通系ICカードをかざすだけで、利用した経路と運賃をシステムに読み込み、申請可能です」

 --経理担当者のメリットも

 「中小企業の場合、どうしても少ない人数で業務を回しているので月末月初はたいへんな状況になりがちです。経費精算のシステムがない場合、紙の資料を元に入力して、それをもう一度チェックすることが必要でしたが、楽楽精算ではデータが自動的に集計されるので、手間が全然違います。システム上でルールを逸脱しているとアラートが出るので、怪しい領収書もはじくことができます」

 --どのぐらいの手間が省力化されますか

 「時間とお金に換算して4分の1になると考えています。経理の方の残業を減らすということが大きいですね」

 --初期費用10万円と月額3万円というコストは

 「安いと思います。会社の規模が大きくなればなるほど効果も大きくなると思います。大企業はお金もあるので自社で開発もできますが、中小企業の場合、お金もなければITに詳しい人材も少ないというところもあります」

 --経理担当の社員は仕事を奪われませんか

 「数字を転記してチェックすることに時間を取られるよりも、原価のチェックや数字の変動、部門ごとの費用のチェックなどの仕事に時間を使っていただきたいという思いがあります。時間がない状態で新しいことをやるのは無理なので、まずは時間を空けるというのが出発点です」

 --中小企業向けビジネスは今後も伸びますか

 「インターネットが高速化し、コンピューターの能力も上がってきたことでネット越しに安価にサービスを提供できるようになりました。中小企業のデジタルトランスフォーメーションが進むなか、ターゲットとなる企業は国内で10万社ぐらいありますが、昨年末時点の累積導入社数は5560社なので成長の余地は大きいですね」

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