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【住まいの処方銭】ウイルスを室内に持ち込まないために 1時間に1回1~2分換気を (1/2ページ)

 新型コロナウイルスにかからないためには、室内換気が重要。工学院大学建築学部の柳宇(やなぎ・う)教授に、換気のポイントを聞いた。

 「昔から換気量が増えると、病気にかかる割合が減少することがわかっていました。1時間に0・5回以下の換気では、アレルギー性の病気にかかる可能性も明らかになっています」

 柳教授がまとめた既住の研究によると、1時間に4回換気すれば、建物の種類にもよるが、全く換気しない場合と比べて病気にかかる割合が最大約5分の1程度に減るという。

 人が多くいる空間の窓を頻繁に開けることで効果が出るという。住宅内ではリビングだろう。食後など家族が集まって会話するなどしたあとは、空気がよどみやすい。ただ、寒い時期に頻繁な換気はきつい。

 「家庭では1時間に1回、1~2分程度、対面の窓を開けて空気を入れ替えます。対面に窓がない場合、同じ面にない、たとえば北と東の複数の窓を開け放つ方法も薦めます」。それでも室内の空気をすべて入れ替えられるわけではない。部屋の隅の空気は滞留しやすいため、「サーキュレーターなどを向けて空気を追い出します」。

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