記事詳細

【天野秀夫 中小型厳選株】「巣ごもり消費」でも注目! 食品包装販売の「cotta」 先行投資で今期赤字予想も来期は成長軌道へ (1/2ページ)

 新型コロナウイルスによる感染拡大は消費行動および消費構造にさまざまな変化をもたらしています。スーパーなどのバラ売り・量り売り総菜などはパックに詰めたり、袋詰めにし、ベーカリーでは店頭に陳列するパンにフードカバーを付けたり、個別包装を実施するなど、飛沫感染防止の動きが加速しています。

 この動きから、株式市場では比較的新鮮な相場テーマとして食品包装対策が浮上し始めています。今年3月にタイセイから社名を変更したマザーズ上場の「cotta」(3359)はそのテーマ性に乗る銘柄です。

 cottaは大分県津久見市に本社を置く企業で、マザーズとともに福岡証券取引所のQボードにも並行上場しています。和洋菓子店、弁当店などにお菓子・パン材料といった食材、そしてラッピングなどの包装資材を小ロットで通信販売しています。さらに微酸性電解水の抗ウイルス効果がテレビ番組で取り上げられたオリジナル除菌水「アクアサニター」の販売数が拡大しています。

 こうした、食品包装・除菌対策に加えて「巣ごもり消費」テーマでも注目できます。同社が運営する通販メディアサイト「cotta(コッタ)」は、お菓子・パン作りの材料や道具がすべてそろう国内最大級の通販サイトで、会員数は80万人、提携インフルエンサーは100人超、SNSファン数は約60万人を誇っています。

 お菓子やパンのレシピは1万件超で、学校の休校長期化で自宅でお菓子を作るなどの「巣ごもり消費」ニーズをとらえています。実際、2020年2月の月間売上金額は19年2月に記録した過去最高額を更新しています。

関連ニュース