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【天野秀夫 中小型厳選株】5G分野の取り組み強化「アイレックス」に見直しの目 NECやパナソニックが主要顧客、第3四半期経常利益2倍超 (1/2ページ)

 欧米を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大による実体経済へのダメージが表面化するなか、歴史的下落をみる株式市場は引き続き下値を模索する状況となっています。

 個人投資家がメインプレーヤーであるジャスダックやマザーズの新興市場などIPO(新規上場)マーケットは厳しい展開が継続しています。3月に入り前週19日までに17銘柄がIPOしましたが、このうち公開価格を上回って初値を付けたのは3銘柄、公開価格と初値が同値だったのは1銘柄と、ほとんどが公開価格割れで上場しています。さらに正式なIPO発表後、上場を中止(上場承認取り消し)した企業は同じく19日までに7銘柄に上りました。

 こうしたなか、26日に前人気が高いAI(人工知能)技術を活用したサイバーセキュリティーサービスの開発・提供企業、サイバーセキュリティクラウド(公開価格4500円)が、マザーズにIPOすることがトピックスになっています。

 マーケットの急落局面では、相場全体にツレ安を強いられる好実態の銘柄も出てきます。なかでも5G(第5世代移動通信システム)関連は、ひとたび相場環境が好転すれば、株価切り返しに弾みがつく可能性が大きいグループです。

 23日にはKDDIが5Gサービスのオンライン発表会を実施したのに続いて、25日はNTTドコモが、27日はソフトバンクがそれぞれ5Gサービスを開始します。

 この流れを受けて、NECやパナソニックを主要取引先に持ち、5G分野の取り組み強化を図っているジャスダック上場の「アイレックス」(6944)に見直しの目がこの先向いてくるでしょう。

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