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【シニアライフよろず相談室】連載3年目! 檜垣圭祐代表理事が意気込み「心豊かなシニアライフの実現目指す」 (1/2ページ)

 先週に引き続き、一般社団法人シニアライフよろず相談室代表理事の檜垣圭祐氏が、連載3年目を迎えての意気込みを語る。

 シニアライフよろず相談室は、百貨店や商業施設などのオープンスペースで相続や終活に関するセミナーを開催することが多いのですが、場所柄、興味を持って参加された皆さんだけではなく、たまたまその場を通りかかった来店客の皆さんの声を聴くことができ、大変有意義だと感じています。

 一番多いのが、「相続ねえ…。うちはそんなに財産がないから、関係ないね」という声。確かに、遺産総額が一定額未満の場合、相続税はかかりません。

 2018年中に亡くなられた被相続人のうち、相続税の課税対象となった被相続人の割合は8・5%にとどまっており(国税庁「平成30年分の相続税の申告状況について」から)、「相続税対策」という論点だけで考えれば、特段の対策が必要ない方も多いと思います。

 これに対して、遺産分割上のトラブル、いわゆる「争族」については、誰もが直面する可能性がある問題です。ご自身のケースに当てはめながら、「相続でもめる要素はないか?」「元気なうちに何か対策が打てないか?」と考えてみることは、財産の多寡にかかわらず、必要なプロセスだと思います。

 そんな話をすると、「そういえば、自宅の不動産、5年前に亡くなった父の名義のまま。私の相続のときに妻や子供に面倒をかけることになるのかな?」などというようなご相談が出てくることもあります。実は、ずっとモヤモヤしていたようです。

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