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【セカンドキャリアの達人に聞く】15年間の介護職経て“美容と写真”で可能性模索 認知症の女性にネイルしたら暴言止む (1/2ページ)

★(4)ソーシャルビューティーフォト社長・山田真由美さん

 「定年退職してから始めるより、50歳目前でスタートする方が良いと考えた」と語るのは、高齢者向け撮影サービスを行うソーシャルビューティーフォト(東京都中央区)社長の山田真由美さん(49)。

 山田さんは、高校卒業後、レナウンに入社。経理、人事、総務などの事務職を務め、22歳で退社。23歳で結婚、24歳で出産した。その後、ファストフード店などでアルバイトとして働きながら、ホームヘルパーの資格を取っている。

 介護保険制度が始まり、「資格を取ると良さそうだよ」と、アルバイト先の友人からアドバイスされたのが、山田さんが介護の仕事に興味を持ったきっかけだった。

 資格取得後は、介護施設に勤務。介護福祉士と介護支援専門員の資格も取得した。

 山田さんは、高齢者と接する中で「メイクをすると元気になったり、認知症の女性がネイルを塗ったら暴言を吐かなくなったりという姿を見て、高齢者の美容の必要性や可能性に気がついた」という。

 介護の仕事を続けながら美容学校に通い、41歳で美容師免許を、その後は福祉美容師の資格も取得。勤めていた介護施設でプロジェクトチームを作り、入居者などに、エステやヘアメイク、ネイルなどを楽しんでもらう高齢者美容に取り組むようになった。

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