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【株式フジ】「中外製薬」や「エムスリー」など「コロナ時代の寵児」銘柄が堅調 「IT&半導体」関連にも強い動き (1/2ページ)

 先週の当欄で「コロナ時代の寵児」とした「中外製薬(4519)」や「エムスリー(2413)」、「神戸物産(3038)」の3銘柄はその後も堅調に推移し、上場来高値を更新する展開となりました。

 高値を更新しているということは「コロナ禍」の悪影響を株価は受けていないということになります。世の中が混乱する中でも買われる銘柄は必ずあるということを強く示した格好です。

 他方、日経平均株価も3月19日の安値(終値)1万6552円83銭から反発の動きとなり、1万9000円台を回復しています。

 「なぜ反発するのか理解できない」という声も多いため、今一度、株式市場の動きについて整理することにします。

 2月末から3月中にかけて、欧米で感染が拡大したことを契機に、株式市場は売り一色となりました。リスク資産を手放そうという急な動きです。これに対し、主要国政府は過去にない規模の金融緩和を行い、市場に資金を供給し続けました。とくに米FRBの強い姿勢が「金融危機(金融機関の破綻など)には陥らない」というコンセンサスをつくり出しました。

 同時に主要都市で「都市封鎖」や「外出制限」が行われました。人や企業の動きを人為的に止めることはマクロ経済に大打撃となりますが、これらの措置は「そう遠くない時期に感染拡大は収まる。いずれ経済も回復する」と思わせるに十分なものでした。目ざとい投資家の多くはそれを評価したのです。そして株価は全般、出直りの動きとなりました。

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