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【榊淳司 マンション業界の秘密】新型コロナの終息見通し立たず…新築マンション市場、秋まで“開店休業”か (1/2ページ)

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出されたことで、新築マンションのモデルルームは、ほとんどが休業してしまった。

 再開は今のところ「5月7日以降」と表示されているケースが多いが、それは宣言が解除されることが前提だろう。しかし、今の様子から考えると延長は必至のように思える。

 日本よりも強制力が強いロックダウンを行って1カ月以上が経過した欧米諸国でも、終息への見通しがハッキリとは見えていない。であるなら、より緩やかな「自粛」の日本での終息はさらに時間がかかるのではないか。

 そうこうしているうちに、夏になる。通常、モデルルームでの販売活動は7月の上旬まで。8月はお盆もあるので、本格的に販売活動を再開するのは9月からというのがパターン。ただ、今年はどうなるか分からない。

 昨年のことだが、五輪選手村跡地の大規模マンションで、集客活動が予定通り進まなかったのか、8月上旬まで申し込み受け付けを行い、お盆も含めたその前後の期間に契約手続きを行っていた。それでめでたく販売住戸が完売できたとは聞いていない。これも気になる。

 新型コロナが7月頃までに終息となっても、まさかお盆のさなかまで営業はしないだろう。9月から猛然と販売を再開することになる。

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