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【AI時代の発想術】新型コロナ終息後の社会と仕事はどうなる? ウイルスの蔓延がもたらしたパラダイムシフト (2/2ページ)

 私はいくつかの学校で講師をしているので、この発想をもとにオンライン講座用の教材作りにも着手したが、ネット上のコンテンツはダントツに秀でたナンバーワンしか残らない残酷な世界でもある。オンライン講座も、独自の着眼点とノウハウを次から次へと出していくものしか生き残れない。

 幸い私は20冊の著書があり、それが自分の独自性を裏付けてくれる大きな支えになった。だが、本を出していなくても自分の業務歴とその資料、ノートやメモ帳などをもう一度見直してほしい。必ずそこに、あなたならではの発想やそのヒントが見つかるはずだ。

 たっぷりの「自分時間」は自分史を見つめ直し、残りの人生を始めるための再確認ができる絶好のチャンスだと考えたい。

 その一方で同時にウェブやラジオからコロナや経済状況などの最新のニュースを入手したり、SNSで友人・知人との親睦を深めることが今まで以上にプラスになる。みんなも暇だからやり取りが続くのだ。

 ちょっとした思いつきや空想、仮説を自分から提案するように頑張ってみてほしい。それがきっかけで多方面からの視点をもらうことになり、自分だけでは考えもしなかった発想が浮かぶはずだ。

 欧米のビジネスエリートたちは、こうした提案型のサテライト業務に取り組むことで生産力を上げている。皮肉なもので、ウイルスの蔓延でICTやIoT、AIなど、いままで掛け声だけだったデジタル化が大きく進展した。政府があれこれ指導せずとも、天変地異が変革を起こしたのだ。

(プランナー・久保田達也)

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