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日銀、中小企業や個人事業主の資金繰り支援へ 8年半ぶりに臨時の金融政策決定会合開催

 日銀は22日、臨時の金融政策決定会合を開催。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた中小企業や個人事業主の資金繰り支援を決める。政府による実質無利子・無担保の融資制度を使って中小企業などに融資した金融機関に日銀が無利子でお金を貸すことで、金融機関の融資を後押しする。6月の定例会合を待たず臨時会合を開き、政府と協調して危機対応に万全を期す姿勢を示す。

 臨時会合は欧州債務危機への対応を議論するために開いた2011年11月以来8年半ぶり。多くの企業では日増しに資金繰りが悪化しており、日銀は失業や倒産の増加を防ぐために対応を急ぐ必要があると判断した。

 日銀は中小企業などに融資した金融機関に、無利子で資金を貸し付ける。さらに、金融機関が日銀に預けているお金のうち、融資額に相当する残高に年0・1%の利息を払う。

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