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【こんな時代のヒット力】「女性のバッグの小型化」で閃き! DESIGN WORKS ANCIENT「POKETLE(ポケトル)」 (1/2ページ)

 容量わずか120ミリリットルの水筒「POKETLE(ポケトル)」。「小さすぎない?」の声をよそに、発売1年でなんと120万本、1年半たった現在、150万本と売れに売れている。今までになかった小さすぎる水筒が、なぜ売れているのだろう。

 ポケトルの製造発売元「DESIGN WORKS ANCIENT」(京都府向日市)は、オリジナル生活雑貨の企画・開発を行っている。代表取締役の小林裕介さんは日頃から「ランチ雑貨で何か作りたい」と考えていた。

 ある日、東京へ出張にいった際に、「自分が280ミリリットルのお茶しか買っていないことに改めて気づいた」という。500ミリリットルのお茶を買っても捨てることがしばしば。「280ミリリットルでも500ミリリットルでもカバンに入れると重く、かさばるなーと感じていた」と、小林さんは振り返った。

 従来の水筒の最小サイズは200ミリリットル前後で、大手水筒メーカーの方向性は、ボトルを軽量化し、容量をたくさん入れることに注力していた。しかし、ボトルを軽量化しても、飲み物を多く入れると重くなる。

 小林さんは、街中で気が付いたのは、女性のバッグが小型化していることだった。使う側からみれば、今のボトルは大きく重い。そこで、「思い切って小さくし、軽くする」というコンセプトに辿り着いた。120ミリリットルのサイズは小さなバッグに楽々入り、30分~1時間の女性の行動の中で持ち歩くのにちょうどいいサイズだ。飲み物はオフィスや給水施設などでつぎ足してもらう。

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