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【凄腕アナリスト ザ・覆面】手芸通販の「藤久」黒字転換へ マスク関連やミシン売り上げ大幅増…人気アニメのキット関連も後押し (1/2ページ)

 新型コロナウイルス感染症の第2波、米中対立の先鋭化など懸念材料を抱えつつも、米国の株高と堅調な経済指標、為替の円安を支えに日経平均は大きく水準を切り上げている。

 ただ、新型コロナによる影響を受け、業績見通しが厳しい企業、業績予想を非開示の企業までもが買い戻されていることで、この反動はどこかのタイミングで表面化してきそうだ。

 やはり業績評価を基本にいずれ選別物色の動きが強まってくることが見込まれる。巣ごもり消費を味方につけて予想外の好調な業績開示となったのが、東証1部の「藤久」(9966)だ。

 同社は、「クラフトハートトーカイ」「クラフトタウン」など手芸専門販売店舗を主力に手芸用品や衣料品・服飾品、生活関連雑貨などを販売するほか、手芸用品の自社通販サイトを運営している。

 6月3日には今2020年6月期の業績修正を発表した。売上高は185億2500万円から217億3600万円(前期比14・7%増)、営業損益は10億1800万円の赤字から5億3300万円の黒字(前期は15億3200万円の赤字)。経常損益は11億300万円の赤字から3億9900万円の黒字(同15億1600万円の赤字)、当期損益は21億6600万円の赤字から4億3800万円の赤字(同29億1900万円の赤字)に。最終損益では赤字が継続したものの、営業・経常利益ベースでは、黒字転換の予想に引き上げた。

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