記事詳細

なぜ5G対応のiPhoneはまだ登場しないのか? カギを握るモデムチップの存在 (1/4ページ)

 主要なスマートフォンメーカーが次々と5G対応スマートフォンを投入する中、唯一5G対応が進んでいないAppleの「iPhone」。その理由はモデムチップと、それを開発するメーカーとの関係が大きく影響しているのだが、5G対応iPhoneが登場するのはいつになるのだろうか。

 ◆Appleの出遅れが目立つ5G対応スマホ

 国内でも5Gの商用サービスが始まったことから、スマートフォンメーカー各社の5Gスマートフォンが次々と発売されている。

 5Gの商用サービスは海外で先行して展開していることから、主要な海外メーカー大手は既に幾つかの5Gスマートフォンを投入。国内でも既にサムスン電子が「Galaxy S20」、Huaweiが「HUAWEI Mate30 Pro 5G」を提供している他、日本に進出して日が浅いOPPOやXiaomiが、KDDI(au)やソフトバンクの5Gスマートフォンラインアップに顔をそろえるなど、5Gを機として国内での足掛かりを強化しようとしている様子がうかがえる。

 そして海外メーカーだけでなく、国内のメーカーも日本での商用サービス開始に照準を合わせて5Gスマートフォンの開発を進めてきたことから、各社が次々と5Gスマートフォンを投入してきているようだ。実際、シャープはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が商用サービスを開始するのに合わせて、5G対応スマートフォン「AQUOS R5G」をいち早く発売しているし、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia 1 II」も、KDDIから5月22日に発売された。

 また富士通コネクテッドテクノロジーズもミリ波に対応した「arrows 5G」を開発、ドコモから6月下旬以降に発売される予定だ。これはQualcommの「Snapdragon 865 5G Modular Platform」を採用し、同社との協業によって開発したレファレンスデザインがベースとなっているとのこと。富士通からスピンアウトし規模縮小した同社が5Gスマートフォンをスピーディーに開発するため、新しい手法を取り入れたといえる。

ITmedia Mobile

関連ニュース