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【一生働く!】〈健康編〉健康寿命の延伸(5) 要介護の“原因”高齢期の疾病対策 (1/2ページ)

 健康寿命延伸を阻害する最大要因となる“要介護”。この原因の多くは、病気やケガによるものだ。近年、増加の一途をたどる認知症の他、脳血管疾患(脳卒中)や骨折・関節疾患など高齢者がかかりやすい病気についてみてみる。

 ■高齢者がかかりやすい病気

 介護が必要な状態になる原因として、認知症や脳卒中、運動器の障害などが代表的だが、他にも糖尿病や心臓病など、メタボと関係の深い病気もある。この種の病気は発症すると後遺症が出やすく、症状が重い場合は寝たきりになることも。

 厚生労働省の調査で、要介護の原因に男女差があることがわかっている=グラフ。男性は「脳血管疾患(脳卒中)」が25・7%なのに対し、女性は「認知症」が20・0%、脳血管疾患(脳卒中)が11・8%と、男性の半分以下。一方、女性の場合は「骨折・転倒」が14・9%、それに対し男性は6・7%となっている。これは平均的なデータであり、実際にはさまざまな要因が絡み千差万別になっている。

 若い頃に比べ心身機能や免疫機能が低下する高齢期は、病気にかかりやすくなり、はっきりとした症状がない、長期化しやすい、合併症を引き起こしやすい、急変しやすい、などの特徴があるといわれている。それ故に、毎年の健康診断などは積極的に受けることが不可欠だ。

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