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【凄腕アナリスト ザ・覆面】医療介護連携支援システム開発「カナミックネットワーク」に好感 紫外線殺菌装置に関心高まる (1/2ページ)

 日経平均、NYダウともに上値が重い展開となってきた。新型コロナウイルス感染状況と経済活動の回復による「綱引き」状態が続いている。個別株物色も日替わりメニューとなってきており、焦点が絞りにくい。ただ、月間で見た7月の日経平均は、過去5年間で下落したのは2017年の1回で、強調展開が期待できる月。業績と材料性をにらんだ選別物色が、中心となってくることが見込まれる。

 業績面に説得力があり、地合いに即した材料を抱える「カナミックネットワーク」(3939)が注目される。

 東証1部のカナミックネットワークは、医療介護連携・介護業務・子育て各支援システムの開発・構築を手掛け、多職種連携、法人連携をクラウドの活用でサポートしている。特に医療介護連携支援システムは、今年3月末現在、全国約2万6500事業所で利用され、地域包括ケアとしては国内実績トップと推定される。

 医療、介護関係者との関係性が強いことから、衛生用品の不足解消を目的としたプロジェクトと連携するほか、東京都多職種連携ポータルサイトに「新型コロナウイルス感染症患者対応医療機関検索システム」を都から受託してリリースしている。

 こうしたなか、株価材料として強く意識され始めたのが屋内空間除菌装置の販売だ。同装置は、埼玉県三郷市の企業が製造する紫外線殺菌装置で、新型コロナ感染症等への対策として、カナミックネットワークが医療機関、介護事業者、学校・保育施設、飲食店等に4月から販売を手掛けている。紫外線は高い殺菌力を持つことから、欧米では空間殺菌対策として一般的でもある。

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