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【シニアライフよろず相談室】訪問看護ステーション、調剤薬局などを一つ屋根の下に収めた店舗 構想4年「せわのわ」3つの使命 (1/3ページ)

 東急池上線の池上駅から徒歩5分。今年2月、商店街の一角にオープンした「せわのわ」(https://sewanowa.com)。一般社団法人シニアライフよろず相談室の檜垣圭祐代表理事は、「訪問看護ステーション、調剤薬局、栄養ケアステーション・健康食堂を一つ屋根の下に収めたこの店舗は、地域包括ケアシステムの隙間を埋める画期的な存在。今後の動向に注目したい」という。せわのわの運営会社、株式会社キュアステーション24の田中幹雄社長に話を聞いた。

 人生の終末期に住み慣れた自宅でできる限り療養したいという人は、国民の約6割に上るといわれています。普段の生活に近い形で暮らすことで気持ちが安定し、前向きに療養できる点が、在宅療養の最大のメリットです。

 また、利用料が安い特別養護老人ホームには待機者がたくさんいて、すぐに入居できない人が多いこと、有料老人ホームには費用面で入居が難しい人がいることを考えると、在宅医療は受け皿として必要不可欠な社会資源であるといえます。

 在宅医療サービスを円滑に提供できるようにするための基盤は、厚労省が掲げる地域包括ケアシステムです。しかし、現状、地域によって提供されるサービスの内容にバラツキがあり、医師や看護師、ケアマネージャー、ヘルパーといった各関係者が「包括ケア」といえる連携を模索している段階です。

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