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【定年後 難民にならない生き方】日曜日は老親とZoom会 介護に役立つ情報収集も (1/2ページ)

 テレワークや外出自粛でにわかに盛り上がったオンライン飲み会。「すぐ飽きた」「やはりリアル飲み会にはかなわない」という声もあったが、「遠方の友人と気兼ねなく飲める」と定着しているコミュニティーもある。では、離れて暮らす親とのコミュニケーション手段としてはどうか。

 「試しにビデオ通話やってみない?」

 筆者が両親(ともに70代)に話を持ちかけたのは今年の2月下旬頃のことだ。しかし、親のリアクションは「そうね、そのうち…」と気乗りのしない様子だったため、そのまま保留。ただ、ちょうどヘッドセットマイク(USB接続)やウェブカメラが品薄になっていたこともあり、ひとまず両親用のものをAmazon経由で手配だけしておいた。

 何がどう気が変わったのか、「例のビデオ会議をやって」とリクエストがあったのは5月中旬。

 父の誕生日を祝うという名目で、オンライン飲み会を開催することになった。

 使用したのはビデオ会議ツール「Zoom」。オンライン飲み会用の会議室を作成し、URLを両親に送る。我が家の場合、父親も母親もそれぞれ個人所有のパソコンを持っており、インターネット検索やメールチェックなどは可能。詳しい設定となると、戸惑いやおっくうさが先に立つが「会議室のURLをクリックするだけ」であれば、なんとか対応できるだろうと考えたのである。会議室はホスト(会議室を作成した人。今回の場合は筆者)がいなくても入室できるよう設定し、両親には「練習したかったら事前に入ることもできるようにしてある。でも、当日の“出たとこ勝負”でも大丈夫」と伝えてあった。いずれも、参加のハードルを少しでも下げるための策だ。

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