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【バフェットの次を行く投資術】日本駐車場開発、非効率性の改善でビジネスチャンスを見いだす (1/2ページ)

 駐車場運営に関わる上場企業には、例えばパーク24(4666)がある。この会社のビジネスモデルは、空き地に、「パーク24」という看板を掲げた駐車場を次々と建設していくというものである。その他の駐車場関連ビジネスの多くも、空き地を駐車場で有効活用しようというモデルであり、読者も「パーク24」に限らず、コインパーキングを利用したり、前を通りかかることが多いだろう。確かに空き地を有効活用するという点で、このビジネスは決して悪くはない。

 しかし、日本駐車場開発(2353)のビジネスモデルは全く異なる。日本の都心部では、一定規模以上の建築物には駐車場を設置することが義務付けられているが、読者の想像通り、杓子(しゃくし)定規な役所の基準で設置された駐車場は効率的に運営されていない。その非効率性の改善にビジネスチャンスを見いだしたのが同社である。

 具体的には、既存のビル付設の駐車場などの稼働していない車室をビルオーナーから一括して賃借し、さまざまな契約形態の組み合わせで賃貸に出すビジネスモデルで事業を展開している。事業運営コンサルティングも含めてリスクが少なく、運営ノウハウを積み上げることができるという点でバフェットのいう「堀」を構築可能な企業だ。

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