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【渡邉美樹 経営者目線】ワタミ店内PCR検査を導入!! 都知事の公約は白紙委任も同然 (1/2ページ)

 ワタミでは首都圏の全直営店で、外食業界初となるオゾンによる店内消毒と、実施後の店内PCR検査を導入した。奈良県立医科大学の研究をもとにした取り組みで、オゾンによる消毒で新型コロナウイルスの99%不活化が確認されている。

 お店のPCR検査は、人に例えるなら健康診断だ。ずっと検査しないのと、月1回でも検査するのでは「安心」の度合いが違う。お客さまと従業員の「安心」のため、その費用は織り込む経営判断をした。

 「夜の街」感染でイメージが悪化している新宿や池袋なども、こうした消毒やPCR検査を行政主体で実施するべきに思う。休業補償より前向きな税金の使い方だ。

 5日の東京都知事選では、小池百合子都知事が約366万票を獲得し再選を果たしたが、今回の公約では「推進」「強化」「支援」などの言葉が目立ち、白紙委任も同然だ。経営者としては「東京の経済をどう再建し、都民をどう幸せにするか」、数字の経営計画が知りたい。コロナ対策として都は選挙前に、約1兆円の財政調整資金(貯金)をほぼ使ってしまった。今後は、税収減も見込まれ、五輪追加費用3000億円も必要で、都債(借金)に頼らざるをえない。国と同じく、東京都も借金体質に陥ることに警鐘を鳴らしたい。

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