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【バフェットの次を行く投資術】幅広い「知識」で「臨界点」を見つける 「相場解説」読み取りは時間の無駄 (1/2ページ)

 私が外為ブローカーの上田ハーローに在職していた時代に、相場が大きく動くと必ず「原因(情報)を探ってこい」と激を飛ばす先輩がいた。「相場が動くのには必ず原因があるからその原因(情報)を先に見つければ投資に有利だ」と考えていたのであろう。

 確かに、全ての物事に原因があるという考えには一理あるが、「その原因(情報)を得るために貴重な時間と労力を費やすべきかどうか」はまったく別の問題だ。

 「複雑系理論」というと、難しそうな感じがするが、蝶(チョウ)の羽ばたきが、回り回って台風を起こす「バタフライ・エフェクト」の話を聞いたことがある読者も多いであろう。

 もちろん、これは事実だが、毎日数え切れないほどの蝶が、数え切れないほどの回数の羽ばたきを行っている中で、どの一つの羽ばたきが台風につながるのかを特定するのは、現実には不可能だ。

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