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【住まいの処方銭】コロナ禍の遠距離介護(2) 帰省時には「転倒防止対策」や「防災対策」を (1/2ページ)

 この夏、久しぶりに親の介護で帰省する人もいるだろう。認知症で一人暮らしの母を遠距離介護する介護作家の工藤広伸さんが、帰った時に意識を向けたい点をアドバイスする。

 まずは、転倒防止対策だ。「認知症の人はそうではない人に比べ、2倍転びやすいというデータがあります。2階建ての場合、よく使うものは1階に置く、段差にテープを貼る、敷物を敷かない、コードをつまずかないようにするなどしましょう」

 次は防災対策。工藤さんは非常用持ち出し袋「HIH ハザードバッグ20」を保管している。すぐに避難するために、食料などの最低限の中身が入っている。高齢の女性でも、すぐ持ち出せる軽さが機能的だ。さらに「実家周辺のハザードマップで災害の可能性と避難所も確認を」。

 認知症のある高齢者が避難所に一人で行くのは至難の業である。そこで、自治体の避難ができない人を支援する「避難行動要支援者名簿」に親を登録したい。民生委員などに情報が共有される。ケアマネジャーなどにも協力を頼もう。

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