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【トップ直撃】「革新的で上質」目指す! チョコレート、日本酒、ピザ…異色コラボも「ちゃんとうまい」 麺屋武蔵・矢都木二郎社長 (1/4ページ)

 チョコ、日本酒、ピザ…。異色のコラボで次々とラーメン界に奇襲を仕掛けるラーメンチェーン「麺屋武蔵」。驚くべきは、奇抜な一杯を“イロモノ”で終わらせない味の追求だ。ドンと器にのしかかる厚切りのチャーシューや店内に流れるジャズなど、五感で「お客さまに喜んでもらう」空間づくりに徹してきたラーメン界のエポックメーカーは、コロナ禍でも店外でも客を楽しませる新たな挑戦をしている。 (内藤怜央)

 --チョコレート、日本酒、ピザなどと異色のコラボが特徴的ですね

 「革新的でありたいというのは常に思っていて、『ラーメン界初』を毎回狙っています。普通のラーメン店同士でコラボしても面白くないんで、いろんな商品とコラボするわけです」

 --一見、相性の良しあしがわかりにくそうな組み合わせですが

 「『ラーメンにできないものはない』という考えでやっているので、どんなものでもラーメンにします。チョコでいえば調味料として捉える。甘くて香りがあって、油分、つまりコクがあります。そう捉えたらいかようにでもなるわけで、突拍子もないことをしているつもりはないんです」

 --アイデアの源泉は「ラーメン以外の食べ歩き」にあるんだとか

 「先代社長(創業者の山田雄氏)が、『ラーメンは食わねぇ』と言っていて、理由を聞くと、アイデアは自分の記憶を組み合わせて生まれるというんです。他のラーメンを食べて勉強すると潜在的に他店をまねしていたり。そうならないために、流行ってる“ラーメン以外の料理”を食べ歩くようになりました。そこから得たものは新しい商品を生むきっかけになるだろうと」

 --ローソンとのコラボ商品『冷し真剣(マジ)そば』は、歯応えのある太麺がコンビニとは思えない質の高さでした

 「うちのブランドメニューは『革新的で上質』を目指しているので、ただ面白いじゃダメなんです。1つ1つがちゃんとおいしい。チョコとのコラボも『ちゃんとうまいじゃん』というところに落とし込みたい。ローソンとのコラボでも、『すべてはお客さまのためでしょう』と製麺所を説得しました。結果的にもうかるんですけど、最初からそろばん弾いちゃダメですよね」

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