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【男のみ・だ・し・な・み】地方デザイナーの挑戦! 工場の残糸を回収して作った「残糸ストール」 (1/2ページ)

 ここ数年地方を拠点に活動しているデザイナーが増えている。これはネットのおかげであるし、コロナによる新しい生活様式でそのように踏み切る人も増えるだろう。しかし多くの人がその居住地域活動でそこそこ知られて満足しているようで、失礼だが井の中の蛙で終わってしまっている。割り切って商売的にうまくやっていけるなら良しとする人も多いが、デザイナーならたくさんの人に認知してほしいと願っているだろう。

 地方を拠点に活動する先駆者といえるのが、山口県下関市を拠点とする「うるとらはまいデザイン事務所=ultrahamai.com」の浜井弘治さん。昨年は『Origami Sewing ミシンをつかわないあたらしい洋裁』を出版し、裁断道具などやミシンを使わず折り紙の折る畳む技法で立体を作りポイントとなる所をカシメという金具で打ち留めてバッグができると好評だ。ワークショップや舞台衣装制作など活動は多岐にわたる。

 東京で“実験で生まれたモノを工業製品のレベルまで高める”をコンセプトにした服づくりで華々しく活動していた2006年に、デニム産地でもある出身地にオフィスを移転した。

 “地方には地方にしかない情報が沢山ある。それは先人の培ってきた知恵みたいなもの、これを具現化していきたい”と、和紙デニムや柿シブフライトジャケットなど大量生産でありながら1点ものをコンセプトにした製品を作っている。

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