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新型コロナの不況下で買い殺到…高騰続く金価格、まだ買い時か? 識者の判断は (1/2ページ)

 金価格の高騰が止まらない。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済不況下で、「究極の安全資産」として買いが殺到し、国内外の市場で小売価格や先物価格が過去最高値を連日更新している。今後も値上がりするのか。いまから買っても大丈夫なのか。

 地金大手の田中貴金属工業は7日、金の税込み店頭価格を1グラム当たり前日比118円高の7769円で販売し、過去最高値を3営業日連続で更新した。大阪取引所の先物価格価格も6月物が7000円を突破、ニューヨーク金先物も1オンス=2000ドルを上回った。

 金は国や組織の信用力とは関係なく価値が安定する究極の安全資産とされる。戦争など有事の際や、景気の悪化懸念が強まると安全性が評価されて買われ、逆に景気に楽観的な見方が広がると売られる傾向がある。

 今回の金価格高騰の背景にはコロナ禍で先の見えない経済不況がある。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏は、「大規模な金融緩和に伴う金余りで普通なら株に手を出すところを、コロナ禍による不安がぬぐえず安全な金に手を出す動きが続いている。不況が続くと、金価格は高値安定の傾向を見せるのではないか」と語る。

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