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【榊淳司 マンション業界の秘密】大学の遠隔授業導入で…賃貸物件の需要激減も? (1/2ページ)

 新型コロナが社会にさまざまな変化をもたらしている。2020年はコロナ・イヤーとして世界史に記録されるはずだ。

 そんな中の小さな変化は大学でも起こっている。現在、ほとんどの大学では講義がテレワークで行われ、試験も同様の方法だ。

 この状態が来年まで続けば、多くの大学生はキャンパスでの講義を受けることなく1学年を終了する。そしてテレワークで単位を得る。

 それはそれで悪くない。このままこういった講義が進化すれば、大学の枠など不要になる。極端な話、日本にいながらアメリカのハーバードやイギリスのオックスフォードで行われる授業を受講でき、試験をパスすれば単位を取得できるかもしれない。

 そういった楽しい想像は別にして目先のことを考えてみよう。われわれは、大学で授業を行うにあたって、教授と学生の双方がキャンパスに集まらなくてもよいという現実を知ってしまった。

 現に今年、東京の大学に入学した地方出身の1年生は、高い家賃を払うワンルームマンションやアパートではなく、地方の実家で生活しているケースも多いだろう。2年生以上も、東京にいてもほとんどアルバイトがないので、実家に帰っているかもしれない。4年生の就活も、面接がパソコンを介してだったりしている。

 つまり、テレワークが普及すると、学生は、大学に毎日通える場所に住まなくてもよくなるかもしれないのだ。

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