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【渡邉美樹 経営者目線】都知事の「時短要請」に意見あり!! 香港の国際企業を東京に誘致すべき (2/2ページ)

 東京都の経営は急速に悪化している。飲食店にこれだけ打撃を与えれば、法人事業税は減り、納税と雇用に大きな影響が出てくる。都の財政は、都債(借金)に頼ることになり、少子高齢化が進む東京の財政は、より深刻だ。私が都知事なら、現在混乱している香港に、アジア支店を持つグローバル企業を一気に東京に誘致する。シンガポールより安い法人税にして、コロナ後は、東京をアジアの金融やビジネスの中心にすべきだ。どんな時も未来に向けてすべきことがある。

 そうした中、コロナ渦においても頑張っている若い経営者もいる。28歳の飲食店オーナーは、ワタミが展開する「から揚げの天才」を今年だけで7店舗出店した。今、勝てるのはテークアウトに強い業態だ。彼は「必ず上場します」と夢を宣言する。協力金20万円の東京都が飲食店を救ってくれることはない。自分で生き残る「気持ち」が必要だ。

 舛添さんは、対案の政策を示しながら、小池都知事のことをパフォーマンス政治と批判していた。ただ選んだのは都民だ。公用車で湯河原に行った舛添さんを都民は許さなかった。改めて、政治家は「政策力」で選ぶべきだ。(ワタミ代表取締役会長 兼グループCEO・渡邉美樹)

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