記事詳細

【凄腕アナリスト ザ・覆面】フードデリバリーの商機膨らむ「ショクブン」反騰態勢! 事業再構築に追い風、株価低位の魅力も (1/2ページ)

 東京市場は上値が重く、物色も手掛かり難の展開となっている。こうしたなか、食材の宅配企業(フードデリバリー)が次々と人気化している。

 「銀のさら」を展開するライドオンエクスプレスホールディングス、ウーバーイーツの日本事業買収が報じられたジャスダック上場の出前館(会社側は否定)。このほか、食材の定期宅配事業の大手で、大戸屋と業務提携を発表した東証1部のオイシックス・ラ・大地などは、決算確認後の8月に入り、そろって急騰波動を描いている。

 その株価はいずれも2000円台から3000円台に水準を切り上げた。上場企業だけでなく、生活協同組合(生協)の宅配供給高も拡大が続く。新型コロナウイルスの感染拡大が、対人接触を軽減できるフードデリバリーの商機を膨らませた格好だ。

 この流れに乗る株価低位の銘柄として、東証2部の「ショクブン」(9969)が存在感を高めている。

 同社は名古屋市に本社を置く家庭向け食材宅配大手で、中京、東海地区を主力に大阪、京都、滋賀などに営業エリアを展開。介護食材の宅配のほか、夕食材料の提供に特徴がある。

 ショクブンの株価は今年3月には165円安値をマークし、今年7月でも230円台前半の株価に低迷していた。しかし、株価は7月から切り返し、300円台半ばに水準を切り上げた。株価が反騰態勢に入った理由は、宅配関連株の人気化と業績の回復だ。

 前述の通り、新型コロナに伴う外出自粛を背景に、食材の宅配ニーズは高まっており、周辺銘柄の株価上昇に刺激を受ける形となっていた。

関連ニュース