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【凄腕アナリスト ザ・覆面】フードデリバリーの商機膨らむ「ショクブン」反騰態勢! 事業再構築に追い風、株価低位の魅力も (2/2ページ)

 そして、7月31日に発表した今2021年3月期第1四半期(4-6月)業績が株高支援として材料視されている。

 売上高は前年同期比2%減の16億3700万円だったものの、営業利益は同4・1倍の4100万円とアップ。会社側の第2四半期(4-9月)営業利益計画は5100万円(前年同期比51・5%増)で、その進捗率は80%に。

 通期の今21年3月期は売上高65億2800万円(前期比2%減)、営業利益1億6700万円(同0・1%増)、経常利益1億4300万円(同16・3%減)、当期利益1億800万円(同20・1%増)と、営業・経常利益ベースでは減収減益予想になっている。

 同社は17年3月期から赤字が続き、前20年3月期に4期ぶりの黒字転換と事業の再構築を推進中。拠点の統廃合を推進していることから、売上高は一時的な影響を受けているものの、拠点集約化による効率化で利益が高まりやすい体制を構築しつつある。

 梅雨の長雨とその後の高温気象で野菜価格の高騰がコストアップとして懸念されるが、それ以上に食材宅配ニーズの高まりがプラスに働くことが見込まれる。今期で無配は4期連続となりそうだが、業績立て直しにフォローの事業環境となってきたことから、中長期的な株価水準の切り上げ期待が膨らんでいる。

 ■ザ・覆面(ざ・ふくめん) 金融業界では知る人ぞ知るベテラン。株式の分析と着眼点の鋭さに定評がある。名を出せばハレーションが大きいため、覆面で参戦。

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