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【渡邉美樹 経営者目線】「菅首相誕生」を期待! 派閥の「しがらみ」に負けない改革を願う (2/2ページ)

 総裁選は、菅さんで決まりだろうが、本当に応援する者としては、その先を見据える。ぜひ菅さんには、次期衆院選で圧倒的な勝利を収めてほしい。

 正直、今回これだけの派閥に支持を受けたら「しがらみ」が生まれてくる。その「しがらみ」を乗り越えるためにも、国民的な人気や支持を背景に、真の改革を実行していただきたい。河野太郎さんのような「しがらみ」に遠慮しないタイプの人が、官房長官などで菅さんを支える人事も期待したい。

 誰が総理になっても、コロナ対応の先には、経済成長に向けた規制緩和や、増税、社会保障改革の、きびしい現実がこの国には待ち受けている。財政再建にも本気で取り組まないと、ハイパーインフレの危機がある。「ハイパー」のつかない程度のインフレと円安の、難しい国家経営を行うしかない。

 議員時代、財政再建を訴える私の政治理念に逆行する、ある法案が持ち上がった。採決の際は棄権を考えた。その際、菅さんは私の意志をくんで一言、「私も若い時、そうでしたから」と、意志を貫くことへの理解を示してくださった。やはり人生、ここぞというときは、強い意志が道を決める。菅さんの座右の銘は、「意志あれば道在り」。その道を邪魔する人がいないことを願う。 (ワタミ代表取締役会長 兼グループCEO・渡邉美樹)

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