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【今日から始める10万円株】キーワードはバリューとESG 世界的な投資資金の流れに乗る 丸紅、ヤマダ電機など (1/2ページ)

 2~3月のコロナ・ショック以降、ITやハイテク系を中心としたグロース(成長)株が買われてきた。だが、コロナ禍の逆風で業績が低迷しているバリュー(割安)株は、なかなか浮上のきっかけをつかめていない。

 ある株式アナリストは「11月の米大統領選挙に向けた警戒感で、そろそろグロース株への買いが一巡するかも。大統領選後はコロナワクチンの開発の進展を背景に、バリュー株が見直される可能性がある」と指摘する。

 一方、「バリュー」のほかにもう1つ注目したい視点がある。それが「ESG投資」だ。ESGとは環境・社会・ガバナンス(企業統治)のこと。これらに真剣に取り組む企業への投資がESG投資である。某エコノミストは「いま世界の投資資金の3割以上がそれに向かっている。今後も機関投資家のESG投資は間違いなく拡大する」と指摘。短期目線ではないが、株式投資をする上で「ESG」というワードは常に頭の中に置いておく必要がありそうだ。

 今週の10万円株は、このバリューとESGを組み合わせた「割安なESG関連」を紹介したい。具体的には「ジャパンESGセレクトリーダーズ」など2つのESG関連指数の組み入れ銘柄から、割安と思われる銘柄をチョイスしてみた。

 まず、総合商社の「丸紅」(8002)。8月30日に著名投資家のウォーレン・バフェットが大手商社株を買ったことが報じられ、株価が急反発している。ただ、コロナ・ショック以前の水準にはまだ遠く、バリュー株の水準訂正が起これば、もう一段上が望めるだろう。6万4000円程度で買える(8月31日終値ベース。以下同じ)。

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