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米ユナイテッド航空、成田勤務の日本人CA大量失職の危機 「グリーンカード、労働ビザなし」の150人が対象 (1/2ページ)

 予想はできたがかなり厳しい現実だ。成田空港で働く米航空大手「ユナイテッド航空」の日本人客室乗務員(CA)に大量失職の恐れがあることが15日までに分かった。新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化で、成田のCA拠点が閉鎖する見通しとなったためで、対象は約150人に上る。どうなる花形CA-。

 航空業界を巡っては、各国で出入国が制限され、大幅な減便が続いている。海外では業績低迷の長期化を見越しリストラを進める航空会社も出てきており、従業員には雇用不安が広がっている。

 労働組合「Association of Flight Attendants-CWA」(本部・米ワシントン)の成田支部長を務めるトニー・ウェッテラー氏によると、ユナイテッド社は6月、成田、香港、ドイツ・フランクフルトのCA拠点を10月1日付で閉鎖すると通知した。

 成田にはCA約350人が所属し、うち日本人は約180人。社は米国永住権(グリーンカード)や労働ビザなどを所有する場合は、米国の拠点へ異動できるとしているが、大半の約150人は持っておらず、期限までの取得も難しいため働き続けるのは困難という。

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