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【こんな時代のヒット力】手づくり感あるパッケージで存在感! オハヨー乳業「ジャージー牛乳プリン」 (1/2ページ)

 1999年発売、シリーズ累計2億個超のロングセラー、「ジャージー牛乳プリン」(オハヨー乳業/岡山市)が3月、25回目となるリニューアルを行った。今回からパッケージに「牛乳プリン市場シェアNo.1」を表示、看板商品であることを掲げた。だが、ここまでの道のりは平坦ではなかった。

 開発が始まったのは、98年。「デザートの柱とするため、王道の商品を目指した」と、広報室の野崎雅徳さんはいう。考えたのは、「地元岡山のジャージー乳を使った乳業メーカーならではのプリンづくり」だった。

 ジャージー牛は、英領ジャージー島原産の乳牛。一般的な、白黒模様のホルスタイン種と比べて、体格は小柄。牛乳は乳脂肪分が約1・3倍と高く、その他の乳成分も多いため濃厚でコクがある。しかし、1頭あたりの搾乳量は少なく希少な牛乳だ。

 ここから試行錯誤が始まった。牛乳プリンだけだと、どうしても味が単調になる。そこで、2層にしてクリームをのせた。味が絡み合い、プリンとのメリハリがついておいしさが引き立つようになった。しかし、クリームは固形分も多く、管理を間違えれば雑菌が繁殖する。そのため、品質管理部門は大反対。そこでクリームの工夫と製造工程の改良に取り組んだ。

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