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小型SUV戦争 ヤリスクロスvsヴェゼルvsキックスの勝者は? (3/4ページ)

 「ヴェゼル」はどうかと言えば、実は2013年のデビュー翌年から昨年まで、常に「SUV暦年新車販売台数」の1位か2位の常連でした。2019年は1位で、いわばディフェンディング・チャンピオンといった立場。つまり2019年までは、「コンパクトSUVといえばヴェゼル!」だったのです。

 ところが「ライズ」の登場によって立場が一変します。2020年1~6月の累計販売の1位(5万8492台)の「ライズ」に対して、「ヴェゼル」は20位で1万8090台と大きく差をつけられてしまったのです。とはいえ、「ヴェゼル」のデビューは2013年で7年も前のこと。ベースとなった「フィット」はすでに世代交代されています。逆に言えば「よくもまあ6年以上も最前線で売れ続けたな」と呆れるほどの人気の高さです。

 では、この先はどうなるのでしょうか?

 まず、5月に登場した日産「キックス」ですが、意外と数字は伸びていません。6月の登録台数は1836台で、車名別ランキングでは27位。7月はランキング圏外(50位より下)で、8月は1178台で38位。受注は1万台以上という話ではあるものの、タイからの輸入車ということもあってか納車に手間がかかっているようです。

 また、「キックス」はハイブリッドのe-Powerで価格帯が高めで、しかもFF車しかないというのも不利なところ。降雪エリアでの冬場の販売は苦戦するのではないでしょうか。

NEWSポストセブン

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