記事詳細

AIスピーカーで生活支援! 家電操作や見守り機能 高齢・障害者に行政情報も (2/2ページ)

 一方、AIスピーカーは、身体障害や視覚障害のある人に便利な機器だが、発声が困難な人に活用する実証実験が始まっている。

 宮崎県立清武せいりゅう支援学校(宮崎市)では昨年、体を自由に動かせず、会話も困難な女子生徒(18)が、やってほしいことを文字で入力し、読み上げ機能を使ってAIスピーカーに伝える実験を行った。同校教諭は「将来、独り暮らしをしたときに、カーテンを開けてもらうことなど本人に代わってしてくれるような道具になってほしい」と話した。

 日本福祉大の渡辺崇史教授(福祉工学)は「コロナの影響で人と会わなくなり、自宅で独りになるお年寄りが多い。社会とのつながりを続けるのに便利で、ヘルパーがいなくても自力で生活する際に役立つ」と話している。

 

 AIスピーカー インターネットに接続し、内蔵マイクで人の声を認識、人工知能(AI)が情報を調べたり、家電を操作したりしてくれるスピーカー。普通に音楽が聴けるほか、ネット通販の注文もできる。アマゾン・コムやグーグルの製品が有名。アマゾンなら「アレクサ」、グーグルなら「OK、グーグル」といった決まり文句を言うと、スピーカーが反応し、AIが質問やお願いに応えてくれる。価格は1台数千円から数万円する。

関連ニュース